文化財ぶんかざい検索けんさく

指定区分していくぶん

県指定/美術工芸品(工芸品)

時代じだい

江戸時代・寛永三年(1626)

エリア

宇佐市

県指定 有形文化財

うさじんぐうたんけん

宇佐神宮短剣

宇佐市大字南宇佐2859 宇佐神宮

県指定 有形文化財

うさじんぐうたんけん

宇佐神宮短剣

宇佐市大字南宇佐2859 宇佐神宮

江戸時代に宣貞という刀工がつくった短剣で、同じく県指定の剣と併せて、宇佐神宮に奉納されたものです。短剣の出来も素晴らしいものですが、銘文や宇佐神宮の記録から奉納されたことがはっきりわかるので、資料的価値があります。

もっとくわしく

銘は表に「奉宝納御釼 寛永三年三月吉日」、裏に「大和守藤原宣貞」と切っています。宣貞は肥後延寿の末流と伝わる刀工です。同じく県指定を受けている元和六年銘の長剣と併せて、宇佐神宮へこの短剣を奉納しています。奉納の記録があること、また剣としてもたいへん優れた作品であることから、高い価値があります。
長さ27㎝。鍛えは大板目が流れごごろで、杢目交じり小沸え深く、刃文は湾れ調の直刃に二重刃がかり、銀筋入る。生茎栗尻で鑢は筋違い。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和59年3月30日
  • 記号番号きごうばんごう
    工第72号
  • 種別しゅべつ
    工芸品
  • 所有者しょゆうしゃ
    宇佐神宮