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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(歴史資料)

時代じだい

寛文8年(1668)〜昭和19年(19441)

エリア

宇佐市

県指定 有形文化財

うさじんぐうじんのうめいらん

宇佐神宮神能明覧

宇佐市大字南宇佐2859 宇佐神宮

県指定 有形文化財

うさじんぐうじんのうめいらん

宇佐神宮神能明覧

宇佐市大字南宇佐2859 宇佐神宮

 能【のう】は、お面をつけて舞う、日本の伝統芸能です。この記録は、寛文8年から昭和19年まで、宇佐神宮で行われた能についての記録です。
 記録をみると、能は臨時で開かれることがあったことがわかります。この記録は、人々のさまざまな想いをうけて開かれた宇佐神宮の神能の貴重な記録です。

もっとくわしく

 宇佐神宮の神能【じんのう】は、毎年秋に、定期的に上演され、豊作となることを祈って開かれます。この記録は、宇佐神宮の神能についての記録です。定期的に開催される神能の日付とともに演目(番組【ばんぐみ】といいます)や出演者が記されています。このほか、雨乞い【あまごい】や神宮の建物建設などのため、臨時で行われた時の内容も記されています。能という伝統芸能の歴史を知る上で、重要な記録です。
 また、この記録の1冊目となる『宇佐神宮神能明覧一』によると、神能【じんのう】応は応永年中(1394〜1428)に大内氏【おおうちし】がはじめ、永禄元年(1558)以後は中断しましたが、元和5年(1619)に細川忠興【ほそかわただおき】が再興したと記されています。以来、現在まで続く伝統ある演能です。
 大きさは、明覧一が竪25.5㎝・横17.9㎝、明覧二が竪25.3㎝・横17.7㎝、明覧三が竪24.4㎝・横17.1㎝です。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    平成30年2月6日
  • 記号番号きごうばんごう
    歴14号
  • 種別しゅべつ
    歴史資料
  • 所有者しょゆうしゃ
    宇佐神宮