県指定 有形文化財
うさじんぐうわきざし
宇佐神宮脇差
宇佐市大字南宇佐2859 宇佐神宮
県指定 有形文化財
うさじんぐうわきざし
宇佐神宮脇差
宇佐市大字南宇佐2859 宇佐神宮
江戸時代、日田の代官だった塩谷大四郎は干拓工事に取り組んでいました。この刀は、宇佐新田開発の成功を願って肥後(いまの熊本県)の刀工親子であった延寿国秀・国俊につくらせ、宇佐神宮に奉納したものです。
もっとくわしく
非常に幅広につくられている脇差です。江戸時代、日田の代官塩谷大四郎が奉納したものです。銘はたくさん刻まれているのですが、表に「豊前国宇佐郡海岸為祈新地成就・・・(以下省略)」、裏に「肥後国剣工延寿国秀国俊父子作」とあり、宇佐の新田開発に伴い、肥後の刀工親子であった国秀・国俊につくらせたものだとわかります。刀身にも文字や竜の彫り物が刻まれています。
長さ49㎝、反り1.1㎝。平造り庵棟。重ねが特に厚く、身幅も極端に広く大鋒。
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指定年月日 昭和59年3月30日 -
記号番号 工第69号 -
種別 工芸品 -
所有者 宇佐神宮