国指定 重要文化財
そうはんわんしろく
宋版宏智録
国東市国東町横手1913 泉福寺
国指定 重要文化財
そうはんわんしろく
宋版宏智録
国東市国東町横手1913 泉福寺
中国のお坊さん・宏智正覚【わんししょうがく】(1091?〜1157)の「言葉の花束」です。日本で曹洞宗【そうとうしゅう】をひらいた道元【どうげん】(1200〜53)にとって、大切な書物でした。
もっとくわしく
この記録は、中国の南宋【なんそう】時代のお坊さん・宏智正覚の言葉を集めた書物です。「宋版」と題名にありますが、「宋版」の「宋」は南宋時代、「版」は版木をつかって印刷された本のことを意味しています。
道元は宏智を尊敬し、この記録は道元にとって、何にもかえがたい書物でした。泉福寺【せんぷくじ】に伝わる、これらの本は道元が中国からもち帰ったと伝えられています。
全6冊で、大きさは縦23.6㎝、横15.5㎝です。
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指定年月日 平成7年6月15日 -
記号番号 書第2492号 -
種別 書跡・典籍および古文書 -
所有者 泉福寺