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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/建造物

時代じだい

室町時代

エリア

豊後高田市

県指定 有形文化財

ふきじいたび

富貴寺板碑

豊後高田市田染蕗2395番地 富貴寺

県指定 有形文化財

ふきじいたび

富貴寺板碑

豊後高田市田染蕗2395番地 富貴寺

 富貴寺参道登り口の左手に立っています。高さ1.34mで、碑身の上部に胎蔵界大日を示す種子【主事】である「アーク」が大きく薬研彫りされています。この板碑は、1361年頃に祐禅という僧侶の7回忌に造立したことが銘文【めいぶん】として記されています。

銘文(めいぶん)

石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

用語解説

  • 銘文【めいぶん】

    銘文(めいぶん)

    石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

もっとくわしく

 富貴寺参道登り口左手に立っています。高さ1.34m、碑身の幅46cm、厚さ12cmで額部は碑身より約4cm前にでています。碑身の上部に胎蔵界大日を示す種子である「アーク」が大きく薬研彫りされています。その下に銘文が刻まれており、延文5年(1361年)頃に祐禅という僧侶の7回忌のため、この板碑が造立されたことが記されています。この祐禅は、文和2年(1353年)大堂修理の時の棟木に「学頭僧祐禅」の名前で出てきます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和47年3月21日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第55号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    富貴寺