県指定 有形文化財
ふきじかさとうば
富貴寺笠塔婆
豊後高田市蕗 富貴寺
県指定 有形文化財
ふきじかさとうば
富貴寺笠塔婆
豊後高田市蕗 富貴寺
富貴寺大堂の前に1基、向かって左側に4基の笠塔婆が並んでいます。銘文によると、広増というお坊さんが極楽往生【ごくらくおうじょう】を願って、仁治2年(1241)から文永5年(1268)の間に建てたものです。
もっとくわしく
富貴寺大堂の前に1基、大堂に向かって左に4基並んでいます。
大堂前の1基は完形で、細長い梯【はしご】形自然石の全面を削った塔身の上に、露盤のついた笠、その上に請花【うけばな】・宝珠を置いたもので、形はよく整っています。いずれの笠塔婆も安山岩でできており、高さは1.15m〜2.3mです。銘文によると、これら笠塔婆は僧侶の広増が極楽往生を祈願して、仁治2年(1241)から文永5年(1268)の間に造立したそうです。
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指定年月日 昭和40年3月9日 -
記号番号 建第36号 -
種別 建造物 -
所有者 富貴寺