国指定 重要文化財
いわとじほうとう
岩戸寺宝塔
国東市国東町岩戸寺1222 岩戸寺
国指定 重要文化財
いわとじほうとう
岩戸寺宝塔
国東市国東町岩戸寺1222 岩戸寺
国東半島一帯には、独特のデザインの石塔があります。「宝塔」という石塔をもとにしたもので、「国東塔【くにさきとう】」とよばれます。この塔は、年号がある国東塔で、最も古いものです。部分の表現もこまやかで、国東塔を代表するものです。
国東塔(くにさきとう)
石塔のうち、宝塔【ほうとう】の一種です。塔身【とうしん】の下に蓮華座があり、塔の先に火炎がデザインされていることが特徴です。
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銘文【めいぶん】
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
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国東塔【くにさきとう】
国東塔(くにさきとう)
石塔のうち、宝塔【ほうとう】の一種です。塔身【とうしん】の下に蓮華座があり、塔の先に火炎がデザインされていることが特徴です。
もっとくわしく
この塔は、高さが3.29m余りです。塔身【とうしん】に銘文【めいぶん】があり、この塔は如法経【にょほうきょう】を納めるために、弘安6年(1283)につくられたことがわかります。年号がある国東塔として、最古のもので、国東塔の代表です。また、蓮華座【れんげざ】の請花【うけばな】部分のハスの葉が2段で表現されるなど、繊細なデザインの塔です。
なお、国東塔という呼び方は、京都帝国大学工学部の天沼俊一【あまぬま しゅんいち】氏(1876~1947)がつけました。
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
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指定年月日 昭和25年8月29日 -
記号番号 建第912号 -
種別 建造物 -
所有者 岩戸寺