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県指定/記念物/史跡

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国東市

県指定 史跡

がびさんもんじゅせんじ

峨眉山文殊仙寺

国東市国東町大恩寺

県指定 史跡

がびさんもんじゅせんじ

峨眉山文殊仙寺

国東市国東町大恩寺

国東半島に広がる天台宗の寺院群を六郷山【ろくごうさん】といいます。文殊仙寺は、六郷山の3つのグループのひとつ末山【すえやま】に属しました。役行者【えんのぎょうじゃ】の開基とも伝えられ、古くから修行の場としてあったと考えられます。

六郷山(ろくごうさん)

国東半島に分布する天台宗のお寺のグループ名です。六郷山の「六郷」は、古代の国東半島に6つの「郷」(行政単位)がおかれたことに由来し、国東半島全体という意味があります。

用語解説

  • 六郷山【ろくごうさん】

    六郷山(ろくごうさん)

    国東半島に分布する天台宗のお寺のグループ名です。六郷山の「六郷」は、古代の国東半島に6つの「郷」(行政単位)がおかれたことに由来し、国東半島全体という意味があります。

もっとくわしく

建武4年(1337)の記録に初めて寺名が確認できます。同寺には、永和4年(1378)銘の十王像、応永4年(1397)の梵鐘【ぼんしょう】、康正2年(1456)の鰐口【わにぐち】(いずれも県指定有形文化財)が伝わっており、古くからの寺院があったと考えられます。
階段を登ると、まず庫裡【くり】と客殿があり、そこから惣門を経て岩屋構造の本堂(文殊堂)に至ります。また、庫裡から200mほどのところには、十王堂があります。境内地を含む一帯は国指定名勝や県指定天然記念物にも指定されており、古い寺と自然が美しい景観をかたちづくっています。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和54年5月15日