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指定区分していくぶん

県指定/建造物

時代じだい

室町時代

エリア

九重町

県指定 有形文化財

かわかみかくとうば

川上角塔婆

玖珠郡九重町松木

県指定 有形文化財

かわかみかくとうば

川上角塔婆

玖珠郡九重町松木

塔婆【とうば】とは供養のために建てられる石の塔のことです。この角塔婆は高さが1.6mあり、塔身の四面には種子【しゅじ】が彫られています。墨で書かれた文字もあるようですが、読むことはできません。

種子(しゅじ)

仏を梵字1文字で表現したものです。

用語解説

もっとくわしく

この角塔婆は、地元ではミューチャンデー(妙天寺台) とよばれる場所に立っています。頭頂部を山形にし、四方を板碑状にしています。塔身上部四面に大日如来、宝幢【ほうどう】如来、釈迦如来、無量寿如来の4仏の種子【しゅじ】を彫っています。大日如来の種子の下方に墨書銘が3行にわたって記されていますが、現在は判読不能です。種子の彫法などからみて、南北朝時代末から室町時代初期のころの造立と考えられています。

種子(しゅじ)

仏を梵字1文字で表現したものです。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和54年5月15日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第149号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    個人