アカガシはブナ科コナラ属の常緑広葉樹です。学名は、Quercus acuta。
この林は、アカガシが林冠【りんかん】（森林のいちばん高いところの枝や葉が茂っているところ）を形づくっています。アカガシの中には、地上から120㎝の高さで幹の周りが4ｍをこえる巨木もあります。
アカガシ林の上には、イヌシデの林があります。イヌシデは落葉広葉樹【らくようこうようじゅ】で、この林は常緑樹林と落葉樹林の接点に位置しています。
この林は、火男火売神社【ほのおほのめ神社】の中宮【ちゅうぐう】（御嶽権現社）の境内林であり、人々によって保全されてきた林です。
また、別府市の指定生物環境保護地区「御嶽権現社の自然林」に指定されています（昭和52年7月19日）。

• 指定年月日していねんがっぴ

  昭和50年3月28日

• 記号番号きごうばんごう

  天第59号

• 種別しゅべつ

  天然記念物

• 所有者しょゆうしゃ

  火男火売神社