県指定 有形文化財
とさきせきどう
戸崎石幢
豊後大野市朝地町市万田
県指定 有形文化財
とさきせきどう
戸崎石幢
豊後大野市朝地町市万田
神社などにある石灯籠のようですが、屋根の下に、仏さまを刻んだ部分があり、これが石幢の特徴です。また、屋根は四角形や六角形、円形のものがあり、さまざまなデザインの石幢があります。この石幢は、全体の断面が四角形です。
もっとくわしく
高さは2.36mです。
竿 は、基礎と中台【ちゅうだい】にはめこまれる構造です。竿には墨書の銘文【めいぶん】があり、現在は読みづらくなっていますが、6名ほどの名前と文安5年(1448)の年号がわずかに読み取れます。 屋根の下(龕【がん】)には六地蔵と二王立像が彫られていて、赤・白・黒・黄などの色が残っています。
龕(がん)
くぼんだ場所を指します。仏像を納めている場合、仏龕【ぶつがん】とよびます。
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
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指定年月日 昭和54年5月15日 -
記号番号 建第145号 -
種別 建造物 -
所有者 地区