県指定 有形文化財
しんぐうごんげんしゃかけぼとけ
新宮権現社懸仏
中津市1290番地 中津市歴史博物館
県指定 有形文化財
しんぐうごんげんしゃかけぼとけ
新宮権現社懸仏
中津市1290番地 中津市歴史博物館
中津市山国町の新宮権現社に伝わっていた15面の懸仏です。室町時代につくられました。神仏習合の考え方にもとづいてつくられたもので、神の本当の姿である仏を銅板に貼りつけて、まつっていました。
もっとくわしく
中津市山国町の新宮権現社に伝わっていた15面の懸仏です。室町時代の作と考えられます。懸仏は、神仏習合の考え方にもとづいてつくられたもので、神の本当の姿「御正体【みしょうたい】」である仏を銅板に貼りつけて、神社にまつられる事例が多くあります。新宮権現社は、熊野権現をまつったと伝えられていますが、この懸仏も熊野信仰と関係が深いとされています。薬師如来像1面のほか、十一面観音菩薩像8面、千手観音菩薩像1面、菩薩像5面から成る懸仏です。
-
指定年月日 昭和50年3月28日 -
記号番号 工第46号 -
種別 工芸品