国指定 重要文化財
きゅうやはたけじゅうたく
旧矢羽田家住宅
日田市大山町大字西大山3603番3
国指定 重要文化財
きゅうやはたけじゅうたく
旧矢羽田家住宅
日田市大山町大字西大山3603番3
矢羽田家住宅は、熊本県から福岡県南部に分布する「くど造り」住宅の民家として県内で唯一現存するものです。「くど」は竈【かまど】のことを指し,建物を上から見るとコの字型になっており、屋根全体が竈のように見えるため「くど造り」と呼ばれています。
もっとくわしく
「旧矢羽田家住宅」は、東大山小五馬【ひがしおおやまこいつま】地区から、大山振興局裏の大山文化センター横に移築して公開されています。矢羽田家は江戸時代の役人である組頭【くみがしら】を勤めた家で、江戸時代後期、18世紀後半に建築された「くど造り」住宅です。「くど造り」とは、住宅平面がコの字型になるもので、このタイプの住宅としては県内で唯一現存するもので、「くど造り」の住宅としては最も東に位置しています。
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指定年月日 昭和57年6月11日 -
記号番号 建第2137号 -
種別 建造物 -
所有者 日田市