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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(彫刻)

時代じだい

平安時代末〜鎌倉時代初め

エリア

豊後高田市

県指定 有形文化財

もくぞうにおうぞう

木造仁王像

豊後高田市田染真中2253 真木大堂

県指定 有形文化財

もくぞうにおうぞう

木造仁王像

豊後高田市田染真中2253 真木大堂

仁王は、お寺を守るガードマンで、金剛力士【こんごうりきし】ともいいます。口を開いている(阿形【あぎょう】)像と口をグッと結んでいる(吽形【うんぎょう】)の像の2体で1組です。

用語解説

  • 一木造【いちぼくづくり】

    一木造(いちぼくづくり)

    仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。

もっとくわしく

現在、真木大堂の本堂にまつられる木造仁王像のうちの阿形像です。
クスを用いた一木造【いちぼくづくり】の像で、両腕、両足先は別の部材です。このような単純ともいえる木の使い方や、目は刻んで表現する彫眼【ちょうがん】とするなど、これらは平安時代の仏像に多くみられる特徴です。
色や像の一部は、江戸時代の修理で補われたものです。像高【ぞうこう】は225㎝です。

一木造(いちぼくづくり)

仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    平成29年3月7日
  • 記号番号きごうばんごう
    彫第111号
  • 種別しゅべつ
    彫刻
  • 所有者しょゆうしゃ
    真木大堂