国指定 重要文化財
もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう
木造十一面観音立像
日田市城町2丁目618 観音堂安置
国指定 重要文化財
もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう
木造十一面観音立像
日田市城町2丁目618 観音堂安置
すっとした姿の観音菩薩です。
観音菩薩は、たくさんの人々をすくうため、33の姿に変身するといいます。十一面観音はそのひとつです。あらゆる方向に顔を向け、人々をすくうため、頭の上に11の顔があります。
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寄木造【よせぎづくり】
寄木造(よせぎづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。
もっとくわしく
ヒノキを使った寄木造【よせぎづくり】の像で、像高【ぞうこう】は91.8㎝。頭部と体部、両腕と両足先などを、別々の材でつくっています。
腰を少し左にひねって、蓮華座【れんげざ】の上に立ちます。蓮華座をみると、両足が各々別の蓮華に乗っています。こうした蓮華座の形を踏割蓮華【ふみわりれんげ】といいます。
観音菩薩は、略した言い方で、本来は「観世音菩薩【かんぜおんぼさつ】」といいます。
寄木造(よせぎづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。
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指定年月日 1950/8/29 -
記号番号 彫第2111号 -
種別 彫刻 -
所有者 永興寺