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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(彫刻)

時代じだい

平安時代

エリア

国東市

県指定 有形文化財

もくぞうじぞうぼさつりゅうぞう

木造地蔵菩薩立像

国東市国見町岐部1806 胎蔵寺

県指定 有形文化財

もくぞうじぞうぼさつりゅうぞう

木造地蔵菩薩立像

国東市国見町岐部1806 胎蔵寺

頭から台座まで1本の木でつくられた像です。木への信仰を感じさせる像のひとつです。地蔵菩薩【じぞうぼさつ】は、死後に苦しむ世界にいる人に代わって、苦しみをうけてくれる仏として信仰されました。菩薩のグループにいますが、お坊さんのような姿で表現されます。

用語解説

  • 衣文【えもん】

    衣文(えもん)

    仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。

  • 一木造【いちぼくづくり】

    一木造(いちぼくづくり)

    仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。

もっとくわしく

頭から台座まで1本の木からつくり、内繰り【うちぐり】もない、一木造【いちぼくづくり】の像です。ヒノキの材をつかい、像高【ぞうこう】は78. 7cmです。
おなかから太ももの部分の衣文【えもん】は、同心円【どうしんえん】の曲線であらわしています。また、よくみると像全体が左右対称ではありません。少しゆがみのある、こうした像は、1本の木でつくることを意識した像のひとつとみられます。

衣文(えもん)

仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。

一木造(いちぼくづくり)

仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    1969/3/22
  • 記号番号きごうばんごう
    彫第29号
  • 種別しゅべつ
    彫刻
  • 所有者しょゆうしゃ
    胎蔵寺