もくぞうだいにちにょらいざぞう
木造大日如来坐像
国東市国見町岐部1806 胎蔵寺
もくぞうだいにちにょらいざぞう
木造大日如来坐像
国東市国見町岐部1806 胎蔵寺
大日如来は、密教【みっきょう】という、ひみつの教えで最高の存在とされました。宇宙の真理そのものといわれます。
両手を忍者のようにしている、胎蔵寺【たいぞうじ】の像は、いくつもの部材でつくられた寄木造【よせぎづくり】の像です。
寄木造(よせぎづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。
密教(みっきょう)
仏教はインドでうまれました。そして、密教は仏教とインドの在来の教えとがむすびつき、考え方や修行のしかたをとりいれた教えです。密教の「密」は、秘密の「密」の意味です。
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寄木造【よせぎづくり】
寄木造(よせぎづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。
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密教【みっきょう】
密教(みっきょう)
仏教はインドでうまれました。そして、密教は仏教とインドの在来の教えとがむすびつき、考え方や修行のしかたをとりいれた教えです。密教の「密」は、秘密の「密」の意味です。
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曼荼羅【まんだら】
曼荼羅(まんだら)
簡単にいうと、密教で考えだされた、大日如来を中心とした世界の地図です。胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅の2つの種類があります。
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金剛界【こんごうかい】
金剛界(こんごうかい)
密教でいう、世界の見取り図のひとつです。9つの区画にわかれ、上の段の真ん中の区画に、大日如来が1体だけ、その他にはたくさんの仏がいます。大日如来の姿は、胸の前で左手の人さし指を立てて、右手で握っています。忍者のようです。こうした両手のしるしを智拳印【ちけんいん】といいます。
もっとくわしく
髪の毛を結い上げ、胸の前で左手の人さし指を立て、それを右手で握っています。この手のかたちを智拳印【ちけんいん】といいます。大日如来の姿には2種類あり、この姿は、世界の地図といえる曼荼羅【まんだら】のうち、金剛界【こんごうかい】の大日如来です。
像高【ぞうこう】は46.5cm。ヒノキを用いた寄木造【よせぎづくり】の像です。胎蔵寺【たいぞうじ】は西山浄土宗【せいざんじょうどしゅう】の寺院で、もともとこの像は、近くのお堂にまつられていたと伝えられてます。
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寄木造(よせぎづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。
曼荼羅(まんだら)
簡単にいうと、密教で考えだされた、大日如来を中心とした世界の地図です。胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅の2つの種類があります。
金剛界(こんごうかい)
密教でいう、世界の見取り図のひとつです。9つの区画にわかれ、上の段の真ん中の区画に、大日如来が1体だけ、その他にはたくさんの仏がいます。大日如来の姿は、胸の前で左手の人さし指を立てて、右手で握っています。忍者のようです。こうした両手のしるしを智拳印【ちけんいん】といいます。
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指定年月日 1969/3/22 -
記号番号 彫第30号 -
種別 彫刻 -
所有者 胎蔵寺