県指定 有形文化財
もくぞうにょらいざぞう
木造如来坐像
国東市国東町安国寺1639-2 国東市歴史体験学習館
県指定 有形文化財
もくぞうにょらいざぞう
木造如来坐像
国東市国東町安国寺1639-2 国東市歴史体験学習館
国東市国東町下成仏に伝わる仏像です。お顔の彫りかたや衣文【えもん】の特徴などから、平安時代後期に国東でつくられたものと考えられます。
衣文(えもん)
仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。
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衣文【えもん】
衣文(えもん)
仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。
もっとくわしく
国東市国東町下成仏に伝来していた仏像で、もともとは六郷山寺院に関わる施設の本尊であったと考えられます。今は国東市歴史体験学習館で大切に管理されています。一木造に背面から内刳りを施す古式の技法や、省略的な衣文表現などの特徴から、本像の制作年代は平安時代後期の11世紀から12世紀にかけての頃と考えられます。小ぶりで愛らしい目鼻立ちを顔の中央に引き寄せる表情は、国東地方の平安仏に共通する造形的特徴で、国東において造立された仏像であると考えられます。
◇寸 法:像高94.5cm 膝張73.3cm
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指定年月日 平成27年2月24日 -
記号番号 彫第108号 -
種別 彫刻 -
所有者 国東市