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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(彫刻)

時代じだい

平安時代

エリア

日出町

県指定 有形文化財

もくぞうやくしにょらいざぞうおよびにっこう・がっこうぼさつりゅうぞう

木造薬師如来坐像及び日光・月光菩薩立像

日出町大字藤原字下免 願成就寺

県指定 有形文化財

もくぞうやくしにょらいざぞうおよびにっこう・がっこうぼさつりゅうぞう

木造薬師如来坐像及び日光・月光菩薩立像

日出町大字藤原字下免 願成就寺

日出町の願成就寺に伝わる3体の仏像です。残りがよく、衣や体の表現から平安時代につくられたと考えられます。

もっとくわしく

日出町の願成就寺に伝わる薬師如来坐像と日光・月光菩薩像です。薬師如来坐像は、衣を偏祖右肩にまとい結跏趺坐する姿で、左手には薬壺を持っています。日光・月光菩薩立像は髻を結って宝冠をつけ、上半身に天衣と条帛、下半身に裙を腰布をまとい立つ姿をしています。月光菩薩は、右手に月輪を持っています。日光菩薩の持物は現在失われていますが、もとは左手に日輪を持っていたものと考えられます。浅く平板な衣文表現と、抑揚を抑えた薄い身体表現からは平安時代末期の特色が表れています。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    令和2年2月25日
  • 記号番号きごうばんごう
    彫第116号
  • 種別しゅべつ
    彫刻