国指定 重要文化財
もくぞうこんごうりきしりゅうぞう
木造金剛力士立像
豊後大野市朝地町鳥田1355
国指定 重要文化財
もくぞうこんごうりきしりゅうぞう
木造金剛力士立像
豊後大野市朝地町鳥田1355
豊後大野市神角寺にある2体の金剛力士像です。守り神として、お寺の入り口の門に安置されています。たくましい筋肉の表現が特徴です。鎌倉時代に作られたと考えられ、数少ない九州の金剛力士像として貴重です。
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この像は、神角寺山門に安置されている阿形【あぎょう】像と吽形【うんぎょう】像から成る金剛力士像です。阿形像は檜【ひのき】材に樟【くす】材を交えた寄木造りで、像高は247.5㎝。吽形像は樟材を使った寄木造りで、像高は250.5㎝。いずれも動きを抑えた姿でありながら、高く盛り上がった肩から、ぶ厚い胸にかけての筋肉はたくましく、力感にあふれています。鎌倉時代の作と考えられ、九州における数少ない金剛力士像の優品です。
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指定年月日 1982/6/5 -
記号番号 彫第3370号 -
種別 彫刻 -
所有者 神角寺