県指定 有形文化財
もくぞうこんごうりきしりゅうぞう
木造金剛力士立像
宇佐市安心院町松本
県指定 有形文化財
もくぞうこんごうりきしりゅうぞう
木造金剛力士立像
宇佐市安心院町松本
宇佐市安心院町にある金剛力士像です。腰布のなびきなど、写実的につくられています。今は失われていますが、もともと水晶で作られた目玉がはめこまれていました。鎌倉時代につくられたと考えられます。
もっとくわしく
口を開いた方を阿形、口を閉じた方を吽形といいます。像高は阿形227.5㎝、吽形220.0㎝です。いずれもクス材を使った寄木造りで、眼には玉眼がはめられていましたが、現在は失われています。怒りの表情、筋肉が盛り上がる体、なびく腰裳の表現など、写実的につくられています。鎌倉時代の後半期につくられたと考えられます。
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指定年月日 昭和32年3月26日 -
記号番号 彫第7号 -
種別 彫刻