もくぞうあみださんぞんぞう
木造阿弥陀三尊像
国東市武蔵町大字麻田643 報恩寺
もくぞうあみださんぞんぞう
木造阿弥陀三尊像
国東市武蔵町大字麻田643 報恩寺
さとりを開いた如来【にょらい】の両脇に、将来如来となる菩薩【ぼさつ】が並んだ3体のトリオを三尊像といいます。阿弥陀如来の両脇には、観音菩薩【ふげんぼさつ】と勢至菩薩【せいしぼさつ】がならびます。
菩薩(ぼさつ)
仏像の4つのグループのひとつ。如来をめざして修行中の者をいいます。その姿は、人の姿をしています。地蔵菩薩だけは、お坊さんのような姿をしています。
如来(にょらい)
仏像は4つのグループにわかれます。如来は、さとりをひらいた者をいいます。さとりをひらいた如来のからだには、32の特徴があるといいます。
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菩薩【ぼさつ】
菩薩(ぼさつ)
仏像の4つのグループのひとつ。如来をめざして修行中の者をいいます。その姿は、人の姿をしています。地蔵菩薩だけは、お坊さんのような姿をしています。
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如来【にょらい】
如来(にょらい)
仏像は4つのグループにわかれます。如来は、さとりをひらいた者をいいます。さとりをひらいた如来のからだには、32の特徴があるといいます。
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内刳り【うちぐり】
内刳り(うちぐり)
仏像を制作する時、乾燥によるヒビ割れ防止や軽量化等のため、像の内側にあたる部分を削り出すこと。
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一木造【いちぼくづくり】
一木造(いちぼくづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。
もっとくわしく
報恩寺の本堂に安置されています。阿弥陀三尊像は、真ん中の阿弥陀如来がすわり、両脇の観音菩薩【かんのんぼさつ】と勢至菩薩【せいしぼさつ】は立っています。
これらの像は、ヒノキを使った一木造【いちぼくづくり】です。いずれの像にも、ひび割れを防いだり、重さを軽くするため、背中を開けて、中を削り(内刳り【うちぐり】)、板でふたをしています。
また、どの像も体に厚みがあり、顔は丸みがあります。こうした体の特徴は12世紀にみられることから、12世紀につくられたと考えられます。
像高【ぞうこう】は、阿弥陀如来像坐像が102.0cm。木造観音菩薩立像が123.6cm、木造勢至菩薩立像が123.0cmです。
内刳り(うちぐり)
仏像を制作する時、乾燥によるヒビ割れ防止や軽量化等のため、像の内側にあたる部分を削り出すこと。
一木造(いちぼくづくり)
仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。
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指定年月日 昭和44年3月22日 -
記号番号 彫第21号 -
種別 彫刻 -
所有者 報恩寺