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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(彫刻)

時代じだい

平安時代

エリア

国東市

県指定 有形文化財

もくぞうあみだにょらいりゅうぞう

木造阿弥陀如来立像

国東市安岐町糸永1339 瑠璃光寺

県指定 有形文化財

もくぞうあみだにょらいりゅうぞう

木造阿弥陀如来立像

国東市安岐町糸永1339 瑠璃光寺

阿弥陀如来は、はるか西のかなたにある極楽浄土【ごくらくじょうど】に住むといいます。瑠璃光寺【るりこうじ】の像は、右手を体の前にかかげ、左手を下におろしています。この手のかたちは、「大丈夫、心配ない」という意味です。

用語解説

  • 衣文【えもん】

    衣文(えもん)

    仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。

  • 内刳り【うちぐり】

    内刳り(うちぐり)

    仏像を制作する時、乾燥によるヒビ割れ防止や軽量化等のため、像の内側にあたる部分を削り出すこと。

  • 一木造【いちぼくづくり】

    一木造(いちぼくづくり)

    仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。

もっとくわしく

カヤを用いた一木造【いちぼくづくり】の像で、内刳り【うちぐり】はあります。像高【ぞうこう】は 156.5㎝で、大きな像です。
肉髻【にくけい】は高く、衣文【えもん】は太もものところでY字のように刻まれています。また、全体に肉付きがよいデザインで、こうしたデザインは、平安時代前半の特徴です。

衣文(えもん)

仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。

内刳り(うちぐり)

仏像を制作する時、乾燥によるヒビ割れ防止や軽量化等のため、像の内側にあたる部分を削り出すこと。

一木造(いちぼくづくり)

仏像を木でつくる時の制作技法で、頭と体が一本の木から刻まれたものです。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    1961/3/14
  • 記号番号きごうばんごう
    彫第18号
  • 種別しゅべつ
    彫刻
  • 所有者しょゆうしゃ
    瑠璃光寺