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指定区分していくぶん

県指定/美術工芸品(彫刻)

時代じだい

平安時代末期

エリア

中津市

県指定 有形文化財

もくぞうあみだにょらいりゅうぞう

木造阿弥陀如来立像

中津市995番地 浄安寺

県指定 有形文化財

もくぞうあみだにょらいりゅうぞう

木造阿弥陀如来立像

中津市995番地 浄安寺

阿弥陀如来【あみだにょらい】は、はるか西のかなたの極楽浄土【ごくらくじょうど】に住んでいるといいます。親指と人さし指をつなげて、「OK」のような手の形は、阿弥陀如来の特徴です。お迎えにきましたという意味があります。

用語解説

  • 寄木造【よせぎづくり】

    寄木造(よせぎづくり)

    仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。

  • 衣文【えもん】

    衣文(えもん)

    仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。

もっとくわしく

浄安寺本堂の阿弥陀三尊像【あみださんぞんぞう】の中尊【ちゅうそん】です。
ヒノキ材を使った寄木造【よせぎづくり】の像です。おだやかな顔の表現、頭と体のバランスの良さ、衣のしわ(衣文【えもん】)の刻み方などに、平安時代後半の特徴をみることができます。都の仏師の作と考えられています。
像高【ぞうこう】は76.2cm。
 

寄木造(よせぎづくり)

仏像を木でつくる時の制作技法で、全身をいくつもの部材にわけて制作するもの。

衣文(えもん)

仏像が着ている衣のシワのことです。衣のヒダといっていいかもしれませんが、いずれにしても衣を着た時にできるでこぼこです。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    平成27年2月24日
  • 記号番号きごうばんごう
    彫第109号
  • 種別しゅべつ
    彫刻
  • 所有者しょゆうしゃ
    浄安寺