県指定 有形文化財
ひがしかいづかしゅつどいぶつ
東貝塚出土遺物
宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
県指定 有形文化財
ひがしかいづかしゅつどいぶつ
東貝塚出土遺物
宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館
東貝塚は、杵築市にある縄文時代の遺跡です。貝塚とは昔の人が食べた貝がらなどがたくさん捨てられた遺跡のことです。貝殻だけでなく、たくさんの土器・石器などが見つかっています。
もっとくわしく
東貝塚は国東半島南部の守江湾に注ぐ八坂川の下流右岸に位置する、縄文後期後葉の貝塚です。海岸に近い独立丘の裾部にあり、そこから出土した多数の土器・石器が指定を受けています。土器は縄文後期三万田式のものが主体です。文様は凹線によるものが多く、縄文や細線文のものはないという特徴から、三万田式でも新しい時期とみられます。この貝塚の資料は別府湾北部における貝塚形成の時期を知る上で貴重なものです。
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指定年月日 昭和58年4月12日 -
記号番号 考第18号 -
種別 考古資料 -
所有者 大分県