県指定 天然記念物
きつきわかみやはちまんしゃのけいだいりん
杵築若宮八幡社の境内林
杵築市宮司335 若宮八幡社
県指定 天然記念物
きつきわかみやはちまんしゃのけいだいりん
杵築若宮八幡社の境内林
杵築市宮司335 若宮八幡社
杵築市の若宮八幡社の境内林です。この林には、とても高い木、高い木、低い木があり、地面には草がしげっています。このような林のすがたは、自然の状況がわかる基本的なすがたです。
もっとくわしく
社殿【しゃでん】が丘の上にあり、社殿の背後一帯に林が広がっています。
境内林を構成する主な木は、スダジイです。スダジイは、ブナ科シイ属の常緑広葉樹【じょうりょくこうようじゅ】で、学名はCastanopsis sieboldiiです。
一般にシイという時は、このスダジイを指します。境内林には、スダジイの他、クスノキやイチイガシなどの大きな木があり、高木層【こうぼくそう】を構成しています。亜高木層【あこうぼくそう】はサカキやモチノキ、低木層【ていぼくそう】にはミミズバイやヒサカキ、草本層【そうほんそう】はベニシダやナガバジャノヒゲなどが生えています。林のまわりには人の手が加わった所も多いですが、この林は自然状態が残っている林です。
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指定年月日 昭和55年4月8日 -
記号番号 天第77号 -
種別 天然記念物 -
所有者 若宮八幡社