国指定 天然記念物
しょうおくじのそてつ
松屋寺のソテツ
速見郡日出町 松屋寺
国指定 天然記念物
しょうおくじのそてつ
松屋寺のソテツ
速見郡日出町 松屋寺
松屋寺【しょうおくじ】のソテツはもともと豊後府内城に植えられていたもので、日出藩の2代藩主・木下俊治【きのしたとしはる】が松屋寺に持ち帰ったといわれています。江戸時代から日本一のソテツとして名高く、樹齢は600年以上と推定されています。
もっとくわしく
ソテツ科ソテツ属
ソテツは日本では主に九州南部から、沖縄に自生するソテツ科の常緑の低い木です。ソテツはイチョウと同じ裸子植物【らししょくぶつ】の仲間で、雌花【めばな】と雄花【おばな】はそれぞれ雌株【めかぶ】と雄株【おかぶ】に咲きます。松屋寺の株は雌株です。また、鉄分を与えると元気が出るということで、「蘇鉄【そてつ】」と書くようになったと言われています。
松屋寺【しょうおくじ】のソテツはもともと豊後府内城に植えられていたもので、日出藩の2代藩主・木下俊治【きのしたとしはる】が松屋寺に持ち帰ったといわれています。江戸時代から日本一のソテツとして名高く、樹齢は600年以上と推定されています。
松屋寺のソテツは高さ6.1m、株元の周囲(地上より1.2mで)6.4m、南北幅9.7m、東西幅8.5mの巨樹です。1つの株元から十数本の支幹が分れて伸びています。
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指定年月日 1924/12/9 -
所有者 松屋寺