総高1.38mに対して横幅は広く68cm、碑身の厚さは19cmあまりあります。下部に枘【ほぞ】があり、別石の基礎の上に挿入して立っています。上段に不動明王・釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩、中段に地蔵菩薩・弥勒菩薩・薬師如来・観音菩薩、下段に勢至菩薩・阿弥陀如来・阿閃如来・大日如来・虚空蔵菩薩の種子が大きく彫り込まれています。さらにその下部の右端には「応永廿一歳(1414)」、左端には「十一月四日」と小さく刻まれています。十三仏信仰は南北朝時代末期から民間信仰として次第に流行しますが、十三仏板碑としては県内最古のものです。

• 指定年月日していねんがっぴ

  昭和34月3月20日

• 記号番号きごうばんごう

  建第21号

• 種別しゅべつ

  建造物

• 所有者しょゆうしゃ

  梅遊寺