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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(書跡・典籍および古文書)

時代じだい

室町時代・応永23年(1416)

エリア

宇佐市

県指定 有形文化財

もりけごぶだいじょうきょう

森家五部大乗経

宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館

県指定 有形文化財

もりけごぶだいじょうきょう

森家五部大乗経

宇佐市大字高森字京塚 大分県立歴史博物館

五部大乗経は、華厳経【けごんきょう】、大集経【だいしゅうきょう】、大本涅槃経【だいほんねはんぎょう】、法華経【ほけきょう】、涅槃経【ねはんぎょう】のことです。応永23年(1416)に書写されたもので、大分県では15世紀書写のお経は少なく、大切な「信仰の遺産」です。

用語解説

  • 釈迦【しゃか】

    釈迦(しゃか)

    仏教をはじめた人で、もとの名前はゴータマ・シッダールタといいます。紀元前5世紀ごろのインドに「釈迦族」という貴族の王子で、きびしい修行の末、さとりをひらいて如来になりました。釈迦族出身の如来ですので、「釈迦如来」とよばれるようになりました。

もっとくわしく

お経の多くは、釈迦【しゃか】の教えをのちに弟子たちがまとめたものです。五部大乗経は、平安時代半ばから室町時代にかけて盛んに書写されました。このお経は、日田市に伝わったもので、折本【おれほん】仕立てです。お経は、いろいろな場面でよ読まれ、よく使われるので、新調される場合も少なくありません。そのため、仏像などと比べて、お経は古い時代のものが伝わることがより少なく、この五部大乗経はそうした貴重な事例といえます。

釈迦(しゃか)

仏教をはじめた人で、もとの名前はゴータマ・シッダールタといいます。紀元前5世紀ごろのインドに「釈迦族」という貴族の王子で、きびしい修行の末、さとりをひらいて如来になりました。釈迦族出身の如来ですので、「釈迦如来」とよばれるようになりました。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和55年4月8日
  • 記号番号きごうばんごう
    書第25号
  • 種別しゅべつ
    典籍
  • 所有者しょゆうしゃ
    個人