県指定 史跡
うえのかいづか
植野貝塚
中津市大字植野
県指定 史跡
うえのかいづか
植野貝塚
中津市大字植野
犬丸川【いぬまるがわ】下流の台地の端にある縄文時代の貝塚【かいづか】です。貝は、ハマグリなどの浅い海の砂や泥にすむ貝が中心にみつかっています。
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豊前海【ぶぜんかい】に注ぐ犬丸川【いぬまるがわ】下流の台地端部にある縄文時代後期の貝塚【かいづか】です。昭和32年に調査され、後期中葉の純貝層とその下部から後期前葉の混貝土層から土器などが多数出土しました。貝類はハマグリなどの浅海の砂泥性のものが中心ですが、ユウカゲハマグリ・リュウキュウサルボウ等の南海産の貝が検出されていることが注目されています。周防灘【すおうなだ】沿岸における縄文時代の貝塚形成の過程を知る上で重要な遺跡です。
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指定年月日 昭和32年3月26日