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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(工芸品)

時代じだい

鎌倉〜室町時代

エリア

杵築市

県指定 有形文化財

ながまつてんまんぐうかけぼとけ

永松天満宮懸仏

杵築市大田永松

県指定 有形文化財

ながまつてんまんぐうかけぼとけ

永松天満宮懸仏

杵築市大田永松

杵築市の永松天満宮でまつられていた懸仏です。神仏習合【しんぶつしゅうごう】の考え方を基に、神の本当の姿である仏を銅板にとりつけて、まつられていたものです。

神仏習合(しんぶつしゅうごう)

仏は日本の神が姿を変えた存在とする考え。「習」という漢字には、「かさなる・かさねる」の意味があります。

用語解説

  • 神仏習合【しんぶつしゅうごう】

    神仏習合(しんぶつしゅうごう)

    仏は日本の神が姿を変えた存在とする考え。「習」という漢字には、「かさなる・かさねる」の意味があります。

もっとくわしく

懸仏は、神仏習合の考え方にもとづいてつくられたもので、神の本当の姿、御正体【みしょうたい】である仏を銅板に貼りつけて、神社にまつられた事例が多いです。これは永松天満宮に伝わった3面の懸仏で、年代を示す銘文等はありませんが、鎌倉〜室町時代の作とみられます。最大のものは直径15.5㎝で、十一面観音像が鋲留めされている。残りの2面にも、それぞれ十一面観音像が取りつけられています。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和49年3月19日
  • 記号番号きごうばんごう
    工第38号
  • 種別しゅべつ
    工芸品