県指定 有形文化財
せんぷくじでんこうろだい
泉福寺伝香炉台
国東市国東町横手1913 泉福寺
県指定 有形文化財
せんぷくじでんこうろだい
泉福寺伝香炉台
国東市国東町横手1913 泉福寺
香炉【こうろ】をのせる鉄の台とみられます。浮き彫りの銘文【めいぶん】から、永正3年(1506)につくられ、泉福寺に納められたことがわかります。いつ、つくられたかがわかり、大分県の金属工芸の歴史を知る「ものさし」となる作です。
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
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銘文【めいぶん】
銘文(めいぶん)
石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。
もっとくわしく
鉄でできた香炉の台とみられます。浮き彫りの銘文から、永正3年(1506)に泉福寺の備品(什物【じゅうぶつ】)としてつくられたことがわかります。また、「大工正次」という作者名もありますが、どこを拠点とした職人かはっきりとしません。
ただし、鉄製の工芸品として、年号がはっきりとするもののうち、永正3年(1506)は最も古い年号です。全体の高さは55.4cm、下部の直径は35.6cmです。
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指定年月日 平成26年2月14日 -
記号番号 歴第12号 -
種別 歴史資料 -
所有者 泉福寺