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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(書跡・典籍および古文書)

時代じだい

鎌倉時代末期

エリア

国東市

県指定 有形文化財

せんぷくじしょうぼうげんぞうしょう

泉福寺正法眼蔵抄

国東市国東町横手1913 泉福寺

県指定 有形文化財

せんぷくじしょうぼうげんぞうしょう

泉福寺正法眼蔵抄

国東市国東町横手1913 泉福寺

正法眼蔵は、日本で曹洞宗【そうとうしゅう】をひらいた道元【どうげん】(1200〜53)の著書です。道元が、これは大事、と考えた禅問答などをとりあげ、自分の考えをいれながら、まとめた本です。正法眼蔵抄は、お弟子さんたちが書いた解説書のひとつです。

もっとくわしく

正法眼蔵抄は、道元の弟子の詮慧【せんね】が書いた「聞書」と、孫弟子にあたる経豪【きょうごう】が書いた「抄」で構成されます。師匠の道元のおしえについて、どのように理解したらよいのか、どのようなことを言ったのか、正確に理解し、のちに伝えようとして、こうした本がつくられました。
全部で31巻のボリュームのある本です。現在は、江戸時代にしたてられた紺色の表紙がついています。大きさは縦24.8㎝、横20.3㎝です。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和58年4月12日
  • 記号番号きごうばんごう
    書第28号
  • 種別しゅべつ
    書跡・典籍および古文書
  • 所有者しょゆうしゃ
    泉福寺