県指定 有形文化財
いのいせきしゅつどどうほこ
猪野遺跡出土銅矛
大分市大字国分960番地1 大分市歴史資料館
県指定 有形文化財
いのいせきしゅつどどうほこ
猪野遺跡出土銅矛
大分市大字国分960番地1 大分市歴史資料館
大分市内にある猪野遺跡から、埋納された状態で出土しました。全長は、79.9cmで刃の中央部が広い形状の「中広形銅矛」とよばれるものです。大分県内に銅矛は60本近くありますが、この銅矛は発掘調査で出土した初めての資料です。
もっとくわしく
猪野遺跡出土銅矛は、猪野遺跡第6次調査で検出した銅矛埋納遺構から出土しました。長径1.2m、短径0.3m、深さ0.2mの土坑から、刃を上に45度傾けた状態で埋まっていました。木箱や袋のようなものはなかったことから裸で埋められ、土の圧力で傾いたと考えられます。全長79.9cmで刃の中央が広くなっている中広形銅矛と呼ばれる形状をしています。大分県内では60本近くの銅矛が確認されていますが、猪野遺跡出土銅矛は、発掘調査で見つかった県内初めての事例です。
-
指定年月日 平成28年2月23日 -
記号番号 考第33号 -
種別 考古資料 -
所有者 大分市