オトメクジャクは、ホウライシダ科ホウライシダ属の常緑性のシダ植物で、学名は Adiantum edgeworthii Hook。
中国から東南アジア、インドにかけて分布しますが、日本では由布市挟間町と宇佐市安心院町畳石の2ヶ所で自生が確認されています。葉の長さは10～15cmで，先端部が長く伸びて芽をつけ，それが地面に接して殖えていきます。この自生地は、山あいの水田の石垣に生えています。昭和15年(1940)、この宇佐市安心院町畳石ではじめて確認されました。また、指定希少野生動植物に指定されています。

• 指定年月日していねんがっぴ

  昭和51年3月30日

• 記号番号きごうばんごう

  天第66号

• 種別しゅべつ

  天然記念物

• 所有者しょゆうしゃ

  個人