県指定 史跡
しらがたいせき
白潟遺跡
佐伯市若宮町
県指定 史跡
しらがたいせき
白潟遺跡
佐伯市若宮町
弥生時代の貝塚と集落跡で、貝やイノシシ・シカなどの獣骨、稲作に使用する石庖丁【いしぼうちょう】などが出土しています。海や山の幸、稲作や農耕によって生活を維持した海辺の民の生活がわかる貴重な遺跡です。
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蔵骨器【ぞうこつき】
蔵骨器(ぞうこつき)
遺骨や火葬された遺灰を納めるための容器です。
もっとくわしく
弥生時代の貝塚と集落跡です。番匠川【ばんじょうがわ】に近い丘陵の末端部、若宮八幡宮境内の一角にあります。
昭和32年(1957)に発掘調査され、弥生時代前期〜中期の二つの貝塚、弥生時代後期の竪穴式住居跡【たてあなしきじゅうきょあと】、奈良時代末〜平安時代中期の蔵骨器【ぞうこつき】等が確認されました。貝塚からは貝類のほかイノシシ・シカなどの獣骨、土器、石庖丁【いしぼうちょう】などの農耕用石器等が出土しました。豊富な海や山の幸と稲作農耕によって生活を維持した海辺の民の集落跡として貴重な遺跡です。
蔵骨器(ぞうこつき)
遺骨や火葬された遺灰を納めるための容器です。
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指定年月日 昭和33年3月25日