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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/建造物

時代じだい

平安時代

エリア

臼杵市

県指定 有形文化財

せきぞうごりんとう(ひよししゃごりんとう)

石造五輪塔(日吉社五輪塔)

臼杵市大字深田字古園1936番の2 日吉神社

県指定 有形文化財

せきぞうごりんとう(ひよししゃごりんとう)

石造五輪塔(日吉社五輪塔)

臼杵市大字深田字古園1936番の2 日吉神社

 臼杵磨崖仏【うすきまがいぶつ】の、山王山石仏【さんのうさんせきぶつ】がある上の台地に鎮座する日吉神社境内に立っている一石五輪塔【いっせきごりんとう】です。高さは1.05mで銘文【めいぶん】梵字【ぼんじ】は刻まれていませんが、作風から平安時代末に作られたようです。

梵字(ぼんじ)

古代インドの言葉を表した文字です。

銘文(めいぶん)

石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

用語解説

  • 梵字【ぼんじ】

    梵字(ぼんじ)

    古代インドの言葉を表した文字です。

  • 銘文【めいぶん】

    銘文(めいぶん)

    石塔や仏像の内部、工芸品などに記された、年号や制作者の名前、その文化財をつくる理由や願いを記した文章(願文【がんもん】)などをいいます。

もっとくわしく

 臼杵磨崖仏の中の、山王山石仏の上方台地に鎮座する日吉神社境内の林中にある一石五輪塔です。高さは1.05mで、銘文と梵字はありません。水輪が押さえつけられたようで、丸みを欠き、火輪は小さく軒の出も少ないです。さらに、風輪の大きさが火輪に比して大きい点など、向かい側の堂ヶ迫石仏台地上の承安2年(1172)銘塔に類似しています。ただ、地輪は高くないです。以上から、この五輪塔も向かいの塔と同じく、平安時代末に作られたと考えられます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和45年3月31日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第46号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    日吉神社