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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/建造物

時代じだい

室町時代

エリア

豊後大野市

県指定 有形文化財

せきぞうほうとう(ふじあんほうとう)

石造宝塔(不二庵宝塔)

豊後大野市三重町本城 個人

県指定 有形文化財

せきぞうほうとう(ふじあんほうとう)

石造宝塔(不二庵宝塔)

豊後大野市三重町本城 個人

 大字本城上久保の台地、不二庵跡にあります。一部欠損していますが、高さは1.6mあり塔身に種子が刻まれています。銘文から、暦応【りゃくおう】3年(1340年)2月彼岸中日に、良円が現世と来世の安楽を願って造立したようです。

もっとくわしく

 大字本城上久保の台地、不二庵跡にあります。相輪はなく、笠のー部は破損しています。高さ1.60mで、基礎4面のうち、2面は2区に分かれそれぞれ格狭間を彫り、他の2面は中央に格狭間を彫りその左右に7基ずつの板碑を陽刻しています。塔身に金剛界四仏の種子を薬研彫りにし、次の銘文を刻んでいます。「暦応三年〔庚・辰〕二月時正中日 為現當二世所願成就 造立。■良円〔敬・白〕」。暦応3年(1340)2月彼岸中日に、良円が現世と来世の安楽を願って造立したことが分かります。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和47年3月21日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第65号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    個人