県指定 有形文化財
せきぞうほうとう(おたにくにさきとう)
石造宝塔(小谷国東塔)
杵築市山香町内河野
県指定 有形文化財
せきぞうほうとう(おたにくにさきとう)
石造宝塔(小谷国東塔)
杵築市山香町内河野
高さ2.45mで、元々は大谷山最大寺にあったものを、同寺がなくなった後の昭和15年に、現在の場所に移したと伝えられます。塔身に応安5年(1372)の年号が刻まれています。
もっとくわしく
高さ2.45mで3段の基礎を持つ国東塔です。元々は大谷山最大寺にあったものを、同寺がなくなった後の昭和15年に、仏像や碑文と一緒に現在の場所に移設したと伝えられています。
この国東塔は、所々装飾が省略されており、基礎の格狭間【こうざま】や宝珠を取り巻く火焔がありません。塔身には応安5年(1372)と銘文が陰刻されています。国東半島の付け根にあたる杵築市山香町一帯では、この国東塔のように省略された形の国東塔がいくつかあります。
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指定年月日 昭和34年3月20日 -
記号番号 建第27号 -
種別 建造物 -
所有者 地区