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指定区分していくぶん

県指定/美術工芸品(工芸品)

時代じだい

室町時代

エリア

豊後大野市

県指定 有形文化財

じんかくじかけぼとけ

神角寺懸仏

豊後大野市朝地町鳥田135

県指定 有形文化財

じんかくじかけぼとけ

神角寺懸仏

豊後大野市朝地町鳥田135

豊後大野市にある、神角寺の本堂にまつられていた懸仏です。神仏習合【しんぶつしゅうごう】の考え方を基に、神の本当の姿である仏を銅板にとりつけて、まつられていたものです。

神仏習合(しんぶつしゅうごう)

仏は日本の神が姿を変えた存在とする考え。「習」という漢字には、「かさなる・かさねる」の意味があります。

用語解説

  • 神仏習合【しんぶつしゅうごう】

    神仏習合(しんぶつしゅうごう)

    仏は日本の神が姿を変えた存在とする考え。「習」という漢字には、「かさなる・かさねる」の意味があります。

もっとくわしく

懸仏は、神仏習合の考え方にもとづいてつくられたもので、神の本当の姿、御正体【みしょうたい】である仏を銅板に貼りつけてまつられていました。これは神角寺本堂内の四方の長押に1面ずつ掛けられていた懸仏で、室町時代前期の作と考えられます。4面指定になっており、いずれも千手観音が取り付けられて、40㎝ほどの大きさです。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和49年3月19日
  • 記号番号きごうばんごう
    工第42号
  • 種別しゅべつ
    工芸品
  • 所有者しょゆうしゃ
    神角寺