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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/美術工芸品(工芸品)

時代じだい

応永27年(1420)・室町時代

エリア

宇佐市

県指定 有形文化財

しんよ

神輿

宇佐市南宇佐2859 宇佐神宮

県指定 有形文化財

しんよ

神輿

宇佐市南宇佐2859 宇佐神宮

八幡神【はちまんしん】が最初に神輿に乗ったといわれています。
写真の神輿は、豊前国【ぶぜんのくに】の守護大内氏が制作したものです。宇佐神宮には、八幡神・比売神【ひめがみ】・神功皇后【じんぐうこうごう】がまつられていますので、神輿も3基あります。

用語解説

  • 神仏習合【しんぶつしゅうごう】

    神仏習合(しんぶつしゅうごう)

    仏は日本の神が姿を変えた存在とする考え。「習」という漢字には、「かさなる・かさねる」の意味があります。

もっとくわしく

豊前国の守護であった大内氏は、応永年間(1394〜1428)に宇佐神宮の復興を行いました。この時、神輿も制作されました。写真は、「二之御殿」(比売神【ひめがみ】)の神輿です。
かつて、宇佐神宮の神輿には、正面を除く三面に法華経【ほけきょう】をもとにした襖絵【ふすまえ】がありました。神が乗るに輿にお経をもとにした絵。まさに、神仏習合【しんぶつしゅうごう】を伝える文化財のひとつです。神輿の附【つけたり】として、2面分の襖絵が指定されています。
なお、この神輿と同時につくられた神輿の絵の一部は、現在大分県立歴史博物館が所蔵しています。

神仏習合(しんぶつしゅうごう)

仏は日本の神が姿を変えた存在とする考え。「習」という漢字には、「かさなる・かさねる」の意味があります。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和43年3月29日
  • 記号番号きごうばんごう
    工第23号
  • 種別しゅべつ
    工芸品
  • 所有者しょゆうしゃ
    宇佐神宮
  • つけたり
    襖絵【ふすまえ】2枚