県指定 有形文化財
かまどしぼちごりんとう
竃門氏墓地五輪塔
別府市野田
県指定 有形文化財
かまどしぼちごりんとう
竃門氏墓地五輪塔
別府市野田
5つのパーツにわかれる塔です。下のパーツから、地輪【ちりん】・水輪【すいりん】・火輪【かりん】・風輪【ふうりん】・空輪【くうりん】といいます。それぞれのパーツは、三角形・丸・四角形など、いろいろな形をしています。この五輪塔群は、県史跡の「竈門氏墓地古塔群」【かまどしぼちことうぐん】にあります。別に示した図面は、この五輪塔群のひとつを図にしたものです。
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種子【しゅじ】
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
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金剛界四仏【こんごうかいしぶつ】
金剛界四仏(こんごうかいしぶつ)
金剛界では、大日如来を中心に、東に阿閦【あしゅく】如来、南に宝生【ほうしょう】如来、西に阿弥陀如来、北に不空成就【ふくうじょうじゅ】如来がいるといいます。
もっとくわしく
この五輪塔群は全部で3基あります。羽室御霊社【はむろごりょうしゃ】の社殿に向って左側の1基は高さ2.09mです。
水輪の4面には陰刻した月輪【がちりん】の中に金剛界四仏【こんごうかいしぶつ】の種子【しゅじ】を彫っています。地輪に嘉元4年(1306)の年号が刻まれています。
残りの2基も、高さ2.21m、高さ1.95mです。これら2つの五輪塔の5つのパーツには、金剛界五仏の種子【しゅじ】などが刻まれており、珍しい塔です。
種子(しゅじ)
仏を梵字1文字で表現したものです。
金剛界四仏(こんごうかいしぶつ)
金剛界では、大日如来を中心に、東に阿閦【あしゅく】如来、南に宝生【ほうしょう】如来、西に阿弥陀如来、北に不空成就【ふくうじょうじゅ】如来がいるといいます。
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指定年月日 昭和50年3月28日 -
記号番号 建第108号 -
種別 建造物 -
所有者 地区