県指定 史跡
たけたづもとみやいせき
竹田津元宮遺跡
国東市国見町元宮・鬼籠
県指定 史跡
たけたづもとみやいせき
竹田津元宮遺跡
国東市国見町元宮・鬼籠
元宮遺跡は、竹田津湾を一望する山の斜面にあり、自然の大きな石が立てられています。この石を使って儀式をおこなっていた場所と考えられ、出土した土器などから平安時代の遺跡と思われます。
もっとくわしく
元宮遺跡は、2箇所に分かれ、いずれも数個の自然石の立石(高さ1.3~2.5m)と組石とから構成されています。昭和32年の発掘調査では、平安時代の坏・椀・皿・器台などの土器類が出土したことから、巨石信仰を伴なう平安時代の祭祀遺跡と推定されています。鬼籠列石は、自然石を環状(長径約90m、短径約40m)に配列したもので、一部人工的と思われる石組もあります。須恵器片などが出土したことから、祭祀遺跡の可能性も考えられます。
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指定年月日 昭和35年3月22日 -
記号番号 第31号 -
種別 史跡 -
附 鬼籠列石【きこれっせき】