県指定 名勝
のいけこうえん
納池公園
竹田市久住町宮脇
県指定 名勝
のいけこうえん
納池公園
竹田市久住町宮脇
納池公園には、納池神社と南北に細長い池があり、周囲はスギの大木に囲まれています。その景観は、江戸時代の絵図にも描かれています。明治時代には近代的な公園として開設されました。
もっとくわしく
納池公園は、竹田市北部の久住地域にあります。『納池公園史』(昭和3年)には、志賀氏や江戸時代の加藤清正からの遊楽地であったという伝承が記されています。江戸時代の『領内名勝図巻』などにその風景が描かれています。納池公園と呼ばれるようになったのは、明治6年の太政官布達第16号に基づき、明治8年に公園として開設されたとき以降と考えられています。
公園は南北約243m、東西の幅約35mから54mに広がり、中央付近には納池神社があります。敷地の3分の1を占める南北に細長い池の周辺にはスギの大木がうっそうと繁り、幽邃【ゆうすい】な風致景観をつくっています。
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指定年月日 1943/7/13