国指定 重要文化財
しほんたんさいいいながわしゅうゆうず
紙本淡彩稲川舟遊図
大分市寿町2番1号 大分県立美術館
国指定 重要文化財
しほんたんさいいいながわしゅうゆうず
紙本淡彩稲川舟遊図
大分市寿町2番1号 大分県立美術館
江戸時代の終わりごろ、田能村竹田はすぐれた南画【なんが】を数多くのこしました。この作品は竹田の代表作で、竹田が稲川という川で友人たちと舟遊びをしたときのようすをもとに描かれています。
もっとくわしく
現在の竹田市に生まれた田能村竹田(1777~1835)は、江戸時代の終わりごろの日本における南画【なんが】の中心的画人の一人です。竹田は各地を訪れ、文人たちと交流していました。この作品は、竹田が伊丹の坂上桐陰を訪ねたとき、同じく来遊中だった頼山陽や篠崎小竹らと観柳や雅宴に興じた光景を描いたもので、竹田の代表作の一つです。
-
指定年月日 昭和37年6月21日 -
記号番号 絵第01544 -
種別 絵画 -
所有者 大分県立美術館 -
附 紙本淡彩稲川舟遊図〈田能村竹田筆/己丑(文政十二年)の自賛がある〉