県指定 有形文化財
しほんちゃくしょくゆすはらはちまんぐうえんぎえまき
紙本著色由原八幡宮縁起絵巻
大分市八幡987 柞原八幡宮
県指定 有形文化財
しほんちゃくしょくゆすはらはちまんぐうえんぎえまき
紙本著色由原八幡宮縁起絵巻
大分市八幡987 柞原八幡宮
縁起は、ものごとの由来・歴史を意味する言葉です。この絵巻は、八幡神の歴史そして柞原八幡宮の歴史を絵と詞【ことば】でまとめたものです。
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神仏習合【しんぶつしゅうごう】
神仏習合(しんぶつしゅうごう)
仏は日本の神が姿を変えた存在とする考え。「習」という漢字には、「かさなる・かさねる」の意味があります。
もっとくわしく
この絵巻は、上下2巻あります。上巻は八幡神の歴史、下巻はおもに柞原八幡宮の歴史をまとめています。
柞原八幡宮は、金亀【こんき】和尚が、宇佐神宮へ参詣し、八幡神を勧請したことにはじまります。まさに、神と仏が一体とされた神仏習合【しんぶつしゅうごう】の考えが示されています。この絵巻は、絵は藤原光茂(土佐光茂【とさみつもち】、生没年不明)が描き、詞は二品親王(【にほんしんのう】、尊鎮【そんちん】親王、1504〜50)が記したと絵巻の最後に記されています。二人が生きた時代から、この絵巻は、16世紀前半に描かれたことがわかります。
神仏習合(しんぶつしゅうごう)
仏は日本の神が姿を変えた存在とする考え。「習」という漢字には、「かさなる・かさねる」の意味があります。
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指定年月日 昭和45年3月31日 -
記号番号 絵第8号 -
種別 絵画 -
所有者 柞原八幡宮 -
附 極書【きわめがき】2通