県指定 有形文化財
けんぽんちゃくしょくかきのもとのひとまろず
絹本著色柿本人麿図
大分市上野丘西23-19 円寿寺
県指定 有形文化財
けんぽんちゃくしょくかきのもとのひとまろず
絹本著色柿本人麿図
大分市上野丘西23-19 円寿寺
柿本人麻呂は平安時代に生きた和歌の名人です。鎌倉時代になると、和歌の上達を願って人麻呂の肖像画をまつるようになりました。その時に用いられたものだと考えられます。
もっとくわしく
平安時代の和歌の名人である三十六歌仙の一人で、「歌聖」とも呼ばれている柿本人麻呂の肖像画です。鎌倉時代、歌道が上達することを願って柿本人麻呂の肖像画を礼拝する「人麻呂影供【ひとまろえいぐ】」が行われるようになりました。この絵では、烏帽子をかぶり、直衣を着た人麻呂が、左膝を立て、右肘を肘掛けに預けている姿で描かれています。鎌倉時代末期から室町時代にかけてつくられたと考えられます。
-
指定年月日 昭和46年3月23日 -
記号番号 絵第10号 -
種別 絵画 -
所有者 円寿寺