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指定区分していくぶん

県指定/美術工芸品(絵画)

時代じだい

江戸時代

エリア

日出町

県指定 有形文化財

けんぽんちゃくしょくしょうぞうが

絹本著色肖像画

日出町1921 松屋寺

県指定 有形文化財

けんぽんちゃくしょくしょうぞうが

絹本著色肖像画

日出町1921 松屋寺

3つの肖像画があります。
これらは、日出藩の初代藩主・木下延俊【きのしたのぶとし】(1537~1642)の祖母と父・母を描いたものです。

用語解説

  • 賛【さん】

    賛(さん)

    肖像画、描かれた人のことをたたえたり、その人のキャラクターなどを伝える文です。自分で書くこともありますが、たいていは他の人が書きます。

もっとくわしく

3幅の肖像画の上方に、賛【さん】が記されています。
これによれば、3幅の肖像は木下延俊が、祖母の朝日局(松屋妙貞尼)、父の木下家定(茂叔浄英)、母の(鈴嶽永寿尼)の菩提を弔うために画工に描かせたことがわかります。それぞれに慶長3年(1598)、同13年(1608)、寛永15年(1638)の年号が記されていますが、これらは没年です。
いずれも、畳にすわる人物を左斜め前方から画いたもので、大和絵【やまえとえ】の技法をつかった肖像画です。

賛(さん)

肖像画、描かれた人のことをたたえたり、その人のキャラクターなどを伝える文です。自分で書くこともありますが、たいていは他の人が書きます。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    昭和44年3月22日
  • 記号番号きごうばんごう
    絵第7号
  • 種別しゅべつ
    絵画
  • 所有者しょゆうしゃ
    松屋寺