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指定区分していくぶん

県指定/有形文化財/建造物

時代じだい

江戸時代

エリア

豊後高田市

県指定 有形文化財

わかみやはちまんじんじゃ

若宮八幡神社

豊後高田市是永町1番地1

県指定 有形文化財

わかみやはちまんじんじゃ

若宮八幡神社

豊後高田市是永町1番地1

若宮八幡神社には、江戸時代に島原藩領となった時に造営された本殿・申殿【もうしでん】・唐門・西門が残されています。本殿は、素朴な彫物やすべてケヤキ材を使用しているなど、建築時の建物の特色を見ることができます。

もっとくわしく

若宮八幡神社は、仁寿2年(852)に創祀されたと伝えられ、江戸時代に島原藩領となった時に、社殿が新たに造営されて現在にいたります。社殿群は南面する本殿(三間社流造、桧皮葺)に対し、正面に申殿(入母屋造、桟瓦葺)、拝殿を配置します。社殿群の入口に唐門(向唐門、本瓦葺)と御門神社(切妻造、鉄板葺)を配置し、社域の入口に西門(四脚門、切妻造、本瓦葺)があります。
本殿は、棟札から天保4年(1833)に造営されたことがわかります。素朴な彫物を多用した総欅造【そうけやきづくり】など、この時代の建物の特色が現れています。また、本殿と同時期に建立されたと考えられる申殿や県内でも有数の規模をもつ唐門など、宇佐神宮の影響を受けた社殿配置を伝える点でも重要です。

  • 指定年月日していねんがっぴ
    平成29年3月7日
  • 記号番号きごうばんごう
    建第217号
  • 種別しゅべつ
    建造物
  • 所有者しょゆうしゃ
    若宮八幡神社
  • つけたり
    指定名称:若宮八幡神社 本殿 附棟札一枚、申殿、唐門 附御門神社、西門