県指定 史跡
やくしどうやまこふん
薬師堂山古墳
日田市田島
県指定 史跡
やくしどうやまこふん
薬師堂山古墳
日田市田島
日田市にある、直径35mほどの大きな円墳です。古墳の上にはハニワが並べられていたようです。日田地域の首長の墓と考えられます。
もっとくわしく
日田盆地の南西部に立地する古墳時代前期の円墳です。規模は直径35m、高さ6m、3段築成で墳裾部に円筒埴輪が置かれていました。墳頂部からは、組み合わせ式箱式石棺が発見されています。円筒埴輪の特徴から、5世紀代前半の時期につくられたと推定されます。この古墳は、円墳としては日田地方最大の規模をもつもので、当地方の5世紀代の首長墓とみられます。その存在は、筑後川流域の古墳時代の動向を知る上で重要です。
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指定年月日 平成2年3月29日